活動紹介

ワンコのしあわせエージェント

日本では犬を飼っている世帯は、全世帯数の約8%とされていますが、少子高齢化の進展と共働き世帯の増加などの影響で、犬の飼育頭数が増えることは見込めないと考えられます。

同時に、動物愛護管理法の改正で、数値規制が導入され、販売する子犬へのマイクロチップの装着義務化や誕生日偽装を防ぐためのエビデンスの付帯など、様々な要件が、子犬の生産者であるブリーダーに課せられるため、それらの負担に耐えられなくなるブリーダーの廃業も増えており、子犬の供給頭数は減少するものと見られています。

「殺処分ゼロ」の合言葉の元で、動物愛護センターなどの公的な機関は、できるだけ、持ち込まれる犬たちの頭数を減らそうという方針を取っています。そのため、数値規制の影響で、ブリーダーが手放すことになった数多くの繁殖卒業犬のメス犬が、保護犬として、一般家庭に譲渡されるようになっているのです。

しかし、子犬たちを産んでくれたお母さん犬が、繁殖という仕事を卒業して、第二の犬生をしあわせに暮らすことを否定する立場ではありません。「人のために働いた犬に人が責任を持つ」「人が作り出した命に責任を持つ」ということは、あって然るべきではないかと考えています。

動物愛護管理法の改正で、数値規制が法制化されたことで、繁殖犬の飼養環境が整えられ、さらに無理な繁殖に従事させられるお母さん犬たちが、苦しみから解放されることは、歓迎すべきことです。そして、産まれてきた子犬たちに対しても「8週齢規制」によって、流通段階で弱ったり、最悪の場合には死んでしまったりするリスクを減らす取り組みが行われるようになっています。

売買される子犬たちは、健康状態が良いということに加えて、「小さくて、かわいい」という見た目での評価がなされているので、健康状態が良好でも、サイズが大きかったり、外見上でマイナス評価された子犬たちは、一般的なペットの流通プロセスから外れてしまうことになるのも、少なくはないのです。

広義に捉えれば、「人が作り出した命には、人が責任を持たなければならない」ので、そんな子犬たちを、売り買いされる上での商品価値ではなく、命として平等に取り扱って、しあわせにしてくれるご家庭とのご縁を結ぶ「譲渡活動」をしています。

また、大きな障害を持って生まれたきた子犬が、ご縁には恵まれなかった時には、できるだけ快適な環境で、しあわせに暮らしてもらう終身飼養の取り組み「ユニーク・ドッグ・アットホーム」も運営しています

活動紹介

(1)保護と譲渡の活動

⦿10年間で約600頭の犬の保護と譲渡実績があります。

⦿主に取り扱っているのは、純血種やそのミックス犬です。
日本では、新たに子犬を迎えようとする場合、95%はペットショップまたはブリーダーから純血種やそのミックス犬を購入しており、保健所や保護団体から迎える頭数はわずかに5%程度と言われています。
子犬の繁殖・生産を行う専門職であるブリーダーが作出する子犬たちが、消費者である飼い主の需要の大勢を占めていることから、ペット産業と保護活動が、表裏一体の関係であっても、不思議ではありません。

売り買いされる商品としての子犬は、「小さくてかわいい」を求める消費者嗜好を反映して、小柄で容姿端麗であることが求められます。でも、例えば、一緒に生まれてきた兄弟・姉妹犬のなかには、サイズが大きかったり、見た目では、高い評価を受けられない子犬もいるわけで、そのような子犬は、一般的なペットの流通販売のルートからは外れてしまいます。

⦿商品価値としては、マイナスとされる特徴を、その子犬の個性(ユニークさ)と捉えて、分け隔てなく、受け入れて、家族として迎え入れていただけるご家庭を探す活動です。はっきりとした定義のない「保護犬」として一括りにするのではなく、愛すべき個性を持つ存在として「ユニーク・ドッグ」と呼んでいます。

⦿なかには、生まれつき何らかの障害を持って生まれてくる子犬もいますが、一般のご家庭での飼育が難しい場合には、老犬や障害犬のシェアハウス「ユニーク・ドッグ・アットホーム」で、終身飼養しています。
一般のご家庭にお願いする子犬は、重篤な内臓疾患や身体障害などがない、健康な個体です。ただし、未来永劫、病気にならないという保証をするものではありません。

(2)活動に必要な登録資格について

⦿第一種動物取扱業の資格を取得しています。
ブリーダーやペットショップ、トリミング・サロン、ペットホテルなどの営利事業者に取得が義務づけられている資格ですが、「保護活動をしてはいけない」という制限はありません。

⦿非営利の保護活動者が取得する「第二種動物取扱業」では、譲渡費用として、飼い主となるご家族に負担してもらえる金額には、制限が設けられていて、避妊・去勢手術代、ワクチン・狂犬病予防接種代、マイクロチップ装着費用、交通費などに限られています。そして、保護犬そのものの「生体金額」は、無償であることが原則です。

⦿第一種動物取扱業は、営利事業者に与えられる登録免許ですので、法的には、譲渡金額に対する制限はありません。すなわち、第二種で認められている費用の他に、犬たちのフード代、お世話をするスタッフさんの人件費、電気・水道代などの費用を加算して、譲渡費用としてご負担いただくことは、法律違反にはなりません。

⦿ただし、ペットショップのように、子犬に値札を付けて売ることはしていません。お引き受けいただくことになるご家族様にご負担いただくのは、その子犬を健康に育てるためにかかった基本的な育成費用です。それ以外に、可能であれば、老犬や障害犬たちが暮らすシェアハウスへの任意のご寄付をいただければ、嬉しいです。

⦿基準省令第2条7ケの(2)業の実施に係る広告の記載事項について
氏名又は名称     : 内田 和之
事業所の名称     : ユニーク・ドッグ・ジャパン
事業所の所在地    : 埼玉県志木市上宗岡4-6-27 132号室
第一種動物取扱業   : 販売 第55-0500号 保管 第55-0501号
登録年月日      : 令和 5年9月13日
登録の有効期間の末日 : 令和10年9月12日
動物取扱責任者    : 内田和之

(3)ユニークドッグ アットホームとは
ご縁のなかった老犬や障害犬たちが暮らすシェアハウスがユニークドッグ アットホームです。
埼玉県所沢市の敷地面積120坪の土地に、犬舎、屋根付きドッグラン、シャンプー・ルーム、大型倉庫を備えた犬専用施設です。
シェアハウスですから、ワンコの保護者(飼い主)様が個人として、施設のスペースをシェア利用していただくものです。

(1)ひとり当たりの飼養頭数は最大で9頭までとなっています。
(2)攻撃性があったり、重篤な病気の治療中といった飼育に困難を伴う犬は利用いただけません。
(3)利用者の飼い主名での所沢市の畜犬登録が必要です。(登録の際には、狂犬病予防注射の接種済み証が必要です。)
(4)利用する犬たちは、狂犬病予防注射及び感染症予防ワクチンが接種済みであること、フィラリア症が陰性であることが条件です。
(5)マイクロチップの装着については、動物愛護管理法では、飼い主に対しては努力義務になっているため、飼い主の判断に委ねます。
(6)獣医療費用や日常の飼養管理に必要とされる諸々の費用については、飼い主負担となります。
(7)シェアハウスですので、利用者は交代でシェア・ハウスで暮らす犬たちの世話をお手伝いいただきます。

(4)譲渡を希望していただける方へのご案内

譲渡を希望されるご家族様には、受け入れ環境が整っているかどうかなどをお伺いさせていただきます。
⦿犬を飼うためには、4つのゆとりが必要と考えております。
①時間のゆとり ②心のゆとり ③お金のゆとり ④変化に対応できるゆとり

(1)譲渡を希望される場合には、エントリーする前に「飼い主候補の条件」をよく読んでいただき、「条件をクリアしている」かどうかをご自身でご判断下さい。
(2)クリアしているなと思われましたら、トップページの犬の写真をクリックして下さい。エントリーシート(申し込みフォーム)に飛びますので、そちらに必要事項をご記入いただき、お申込み下さい。
(3)基本的なお受け入れの環境が整っているかどうかを保護活動者とともに審査させていただき、OKと判断した場合には、保護活動者が直接、譲渡希望をいただいたご家族様に連絡させていただきます。
(4)こちらのサイトはあくまでも紹介だけで、譲渡に向けての具体的なプロセスは保護活動者に委ねられ、譲渡の可否は保護活動者の判断になります。必ずご縁が結べるわけではないことをご了解下さい。
(5)第一種動物取扱業の認可を得ている保護活動者の場合には、譲渡金額には制限はありません。非営利の第二種動物取扱業の保護活動者には、動物愛護管理法で譲渡金額には制限が定められています。
(6)初めて犬を飼うことになる方は、事前に、犬の飼い方、ふれあい方の知識を習得して下さい。犬の飼育経験がある方も、最新の飼い方のノウハウを学んでいただくことをお勧めします。

★みなしごワンニャン・フード・バンク
包装や賞味期限の関係から、廃棄される予定のドッグフードやキャットフードなどを引き受けて、有効活用する活動を20年に亘って、継続しています。
キャットフードは、地域猫を守る活動をしている個人ボランティアさんたちに、活用していただいています。
ラビットフードなどの小動物用フードは、小学校へのふれあい活動をしているところに寄付しています。

★ユニーク・ドッグ憲章

(1)ユニーク・ドッグとは「生まれたまま」「あるがまま」の姿を個性として尊重する呼び方です。

(2)生まれたまま、あるがままの個性として次の3つを上げています。

⦿ナチュラル・テール   :世界では断尾しないことがスタンダードです。日本でも全ての犬種のナチュラル・テールをスタンダードに!
⦿ナチュラル・サイズ   :小さいことばかりを求めるのではなく、大きくてもあるがままのサイズを尊重します。
⦿ナチュラル・ルックス  :見た目で判断するのではなく、あるがままの姿をその犬83の愛すべき特徴として尊重します。

(3)若齢での赤ちゃん犬の譲渡は行いません。
子犬は、自分でしっかり食べられるようになって、しっかり体力がついてからの譲渡になります。
8週齢規制をクリアしたら譲渡可とするのではなく、生後3ヶ月齢(90日)以降での譲渡です。

(4)飼い方のノウハウを学んでいただきます。

初めてワンコを飼うご家族様には、ワンコの育て方のノウハウをしっかりと学んでいただきます。
「パピー・ウェルカム・ハンドブック」(27ページ)を差し上げます。

★教育啓蒙活動について

(1)初めて犬を飼う人の入門書「パピーウェルカム・ハンドブック」をお渡ししています。
(2)Instagram及びFacebookで、犬をテーマにした短編の創作童話(4コマ童話)を発表しています。
(3)犬や動物、命をテーマにした創作紙芝居を作って、イベントなどで演じています。

★寄付窓口のお知らせ
老犬や障害犬たちが暮らしているシェアハウスへのご支援をお願いしています。

埼玉りそな銀行 和光支店 普通口座4306030
ユニーク・ドッグ・ジャパン